次男の結婚式に想いをよせて

クレアス の川村です。

私事ですが、3月の後半、季節外れの雪が舞った日、私の23歳になる次男の結婚式が、つくば市で行われました。

ギリギリまで、延期にするか、悩んでおりましたが、式場側の万全のコロナ対策体制と、

参列者の方々の賛同も得られたことで、

皆さまに祝福を受け、おかげさまで、記念に残る一日を送ることができました。

8年前に母子家庭となり、子供達３人と支え合いながら、病気や苦難を乗り越え、なんとか生きてきました。

その中でも、末っ子の次男は、甘やかしたせいか、やんちゃな青春を満喫し、

なんども親としての試練を経験させてもらいました。

その次男も、生涯のパートナーと出逢い、一歳になる男の子の父親になることができました。

その息子たちのために、式場のスタッフの方々の徹底した衛生管理体制や、参列してくれた方々の想いに

胸がいっぱいになりました。

これから日本、そして世界は、今まで経験したことのない危機を迎えることになるでしょう。

それでも、これまでの歴史の中で、幾度となく困難を乗り越えてきた先人たちのDNAが、

途切れることなく、私たちに受け継がれております。

卒業式、入学式、高校野球、結婚式、イベント等の自粛で、涙をのんだ方々もたくさんおられる事でしょう。

突然の解雇で職を失い、先が見えなくて不安の海に呑み込まれそうになっている方もたくさんいらっしゃると思います。

愛する人の存在、大切な家族の絆や、人との繋がりの中で、何気ない言葉で救われることも、

こんな時こそ、改めて感じるものではないでしょうか。

きっとまた、立ち上がれる時が来ると思います。それまで、自分や大切なひとのために、ただ生きることを選択してください。

死ぬこと以外、かすり傷です。命あっての人生です。

もし、苦しい時、気持ちが晴れない時がありましら、いつでも、皆さんに寄り添える自分で在りたいと思っております。

川村純子